「この考え方は,いろいろなところで使えます」と,子どもが感想を話していました。まさに,生きて働く学力と感動しました。すばらしい学びが三島中にはあります。
本校の数学科は,生活と数学とを結び付けた課題を多く提示し学ぶ意義を明確にし,学習意欲の向上につなげています。また,子どもが協働して考えを練り上げる授業を展開しています。
子どもたちは,生活や社会の課題が数学とどのように結び付いているかを考え,学びを深めています。将来や社会と今の学びがつながる授業,まさにキャリア教育の視点の授業が展開される授業です。
【1年生】75度を作図する協働的な深い学び。自分の考えをしっかり表現するKさん。

【2年生】社会の講話をしっかり聴いていました。

「それは優しさだけど,正直な心なのかな?」「正直が人を傷つけることってないかな?」「思いやりの嘘もあってもいいんじゃないかな?」と,多面的・多角的な考察により,白熱した議論が展開されていました。
この「葛藤」や「問題解決力」は将来や社会につながる力となります。子どもたちは将来や社会につながる「生きる力」を学んでいます。
【2年生】

【1年生】じっくり自分の考えをプリントに書いていました。

【3年生】みんなの意見をまとめて,自分の意見と比較していました。

生徒が司会からお礼の言葉まで務める講演会、今年度2つ目になります。
講師の先生へ積極的に質問をするなど、主体的に自分で考えて動く三島中生の姿が見られました。
生き方に関して、「たまたまの出会い・出来事を大切にする」「点と点をつなぐのは自分自身」といったお話をいただきました。



「これって家でも使えるよね」「家でも造ってみたい」と,技術科の授業での感想です。
実践的・体験的な製作活動を通して,生活に必要な基礎的・基本的な知識及び技能が身に付いている姿です。そして,家庭生活の中に課題を見いだし解決しようとする立派な姿です。まさに,技術科とキャリア教育の融合ではないでしょうか。
なお,私は技術科教員であり,キャリア教育を推進しているため,この子どもたちの姿に非常に感動しました。(私 = 校長)
【2年生】技術

【3年生】「社会の地図」と「理科の天体の動き」と教科等横断的な見方・考え方を鍛えあげていました。子ども「シドニーは南半球のオーストラリアだから,サソリ座は見えますね」。

【1年生】ピザを均等に分けるという課題でした。Mサイズ,Lサイズと生活に密接した数学の課題でした。この課題対応能力は将来につながる力です。

雪が積もりました。昨年度もこの時期だったと記憶があります。早朝から町の除雪車により,路面は綺麗に除雪されていました。
本校では用務員の中丸さんが,子どもたちのために除雪を行っていました。子どもたちが感謝する姿が見られすばらしかったです。当たり前のことですが,このように表現できる力が大切です。日常生活から人間関係形成能力を鍛え上げる三島っ子たちです。
【校舎まわりの様子】

【朝から元気な声が聞こえてきました!】

【校舎内の季節の掲示】このような環境からも心を養っていきたいと思います。

技術科担当教員「計画を練って,水耕栽培キットをペットボトルで造った。みなさんの創意工夫は素晴らしかったです!」
子どもの意見「身近な物をつかって,生活を豊かにするものをつくることは面白かった」,「ペットボトルやスポンジは自宅に無料であるので使いやすいし,失敗してもやり直しができてよい」
身近な材料や廃材の活用は,日常生活に直結する課題,SDGsにつながる課題で,将来や社会につながる題材です。そのため,子どもたちの学習意欲が非常に高まりました。授業が終わっても,ものづくりを続ける姿は,素敵であり,感動的でした。
【2年生】技術の授業で自宅にあるペットボトルで水耕栽培キットをつくっていました。

【1年生】理科のバネの実験と数学の比例の学習を横断的に活用した授業でした。まさに,本校が推進する,教科等横断的な題材構成の授業でした。多面的・多角的に議論して,結果を予想していました。結果どおりになったことを,みんなで喜んでいました。

【3年生】相似の問題を解いていました。説明したいことを,根拠や条件をもとに的確に表すことができていました。この力は,将来や社会で役に立つ力です。素晴らしい発表でした。

保護者の皆様にご来校いただき、授業参観・PTA学年懇談会と行いました。
1年生の授業は、理科で音に関する学習でした。

2年生の授業は、社会科で、地理の「東京」に関する学習でした。

3年生の授業は、英語科でALTの先生と一緒に「仮定法」に関する学習でした。

授業参観後には、各学年ごとに懇談会を行い、2学期の学校での様子をお伝えしました。
