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三島町教育委員会の記事

「未来の教室~新しい学校のカタチ~」(教育委員教育施設訪問)

このほど教育委員の皆様が子どもたちの活動状況とや教育施設等の現状を把握し、それぞれの教育機関の課題の把握と対応策を検討しました。
 保育所は新しく、子どもさん一人一人のことを考えたすばらしい施設で、家庭的な雰囲気を大切にしながら、心と身体の状態をよく見ながら保育にあたられていました。

 

 小学校では、1年生が生活科でどんなクリスマスリースを作ったらよいか、1人1台のタブレット端末を用いて、インターネットで調べていました。また、4年生の理科「物のあたたまり方」では、担当の先生とサポートティーチャー2名の先生のティームティーチングで子供たちの実験を支援していました。教育委員さんからは子どもたちが伸び伸びと学習し、また先生方の字がたいへんきれいで黒板の字がわかりやすいというご意見がありました。

 

中学校の1年数学では、初任者の先生にはベテランの先生が優しく見守りながら授業を進め、生徒は電子黒板を使って自分の考えを説明していました。2年保健体育科では、授業の初めに体力テストの結果に基づいた補強運動を音楽に合わせて楽しく取り組んでいました。そして、3年技術科では1人1台のタブレット端末の活用し、生徒が自分の意見を打ち込むと電子黒板に一人一人の意見が提示され、他の友だちの意見とすぐに比較して考えることができました。さらに先生はそれを利用して意見を分類し、さらに深く考えさせていました。

教育委員さんは、1人1台パソコン端末の活用によって、「これまで見てきた教室の授業風景が変わった。」という感想を述べられ、「未来の教室」の姿を感じられたようです。教育委員として、GIGAスクール構想によるタブレット活用で変わる「新しい学校のカタチ」について、さらに研修を深めていきたいというご意見をいただきました。