福島県 三島町立三島中学校

2年生の歴史の授業で、ペリー来航時の幕府の役人になりきり、「開国」をテーマにディスカッションを行いました。生徒たちは「開国する派」と「開国しない派」に分かれ、熱い議論を展開しました。

🔥 主な論点

• 開国派

  • 「欧米の武力には抗しがたい。戦を避け、時間を稼ぎ、国力をつけるべきだ。」

  • 「貿易を通じて技術を取り入れ、植民地化を防ぐ必要がある。」

• 開国しない派

  • 「二百年の平和と日本の文化を守り抜くため、異国人の要求を拒否すべきだ。」

  • 「安易な開国は、貴重な金銀の流出や、庶民の生活の混乱を招く。」

💡 授業の成果

生徒たちは、当時の役人の「どちらを選んでも困難な、苦渋の決断」を自分事として深く考えました。

「歴史には正解がないこと」「多角的な視点を持つことの重要性」を学ぶ、非常に有意義な時間となりました。