福島県 三島町立三島中学校

森林教室・木工表札づくり

 5月26日(水)に実施した森林教室で、大石田地区にある桐の木の育成地に行ってきました。子どもたちには、普段教室内では見られないウキウキしている表情があり、ちょっと開放的な雰囲気にリラックスしている様子も伺えました。
 現地に到着すると、講師の桐専門員の方に出迎えていただき、三島町の桐の木の育成事業について、桐の木の育て方、手入れや管理の仕方など詳しく教えていただきました。講話のあとは、実習に入り、桐の木がまっすぐ育つように「芽狩り」作業や、鎌で下草狩り(現在は草刈り機で行うそうですが)ノコギリで桐の枝切りを体験しました。みんな初めてのことばかりで、戸惑いながらギクシャクしながら取り組んでいました。木を丈夫に育てるために、これだけの手間暇をかけて、愛情をもって手入れをしていることが初めてわかりました。

 本日は、その時体験した桐の枝切りででた桐材を活用して、表札づくりに挑戦しました。
桐材の表面は、まるで発泡スチロールのように気泡状の独立した組織が密集していることを実感しながら、彫刻刀で一心不乱に作業を行いました。