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『二十歳を祝う会』~ふるさと三島町に尽くす誓い新た!~

2025年8月20日 14時32分

8月10日、町交流センター山びこで「二十歳を祝う会」が開催され、昨年度に20歳となった12人のうち11人が出席されました。保護者も見守る中、二瓶勝(桑原)さんの進行で開会し、まず代表の板橋唯(宮下)さんが、「未来の子どもたちが『三島町で育って良かった』と思える町をつくる一員として責任と自覚をもって挑戦していく。町を誇りに思い、学んだことや経験を町に返していきたい」とあいさつされました。

矢澤源成町長が、「皆さんは三島町の宝です。この町で培った力を信じて、自分の力で未来を切り拓き、三島町をそして世の中をつくる力となってください」と激励し、一人一人に「二十歳の記念証」を手渡しました。続いて三島町特産の桐の写真立てを記念品として代表の渡部妃菜(荒屋敷)さんに贈呈しました。

次に、中学校時代の恩師である佐藤雅司先生よりお祝いのメッセージをいただきました。続いて、二十歳の誓いでは、「これまで支えてくれた人に恩返しができるよう努力する」「町が発展するように貢献したい」など一人一人が抱負を述べました。

式後は、役場産業建設課長の小松昭氏をファシリテータ―として、「人口減少社会における三島町の持続可能な姿を考える」をテーマに、トークセッションが行われ、町の未来を考えて、それぞれの立場から活発な意見が出されました。

式典終了後、参加者の意向により懐かしい学び舎である三島小・中学校を訪問し、旧交を温めていました。

※全員の集合写真も掲載しておりますので、「続きを読む」ボタンをクリックしてみてください。

なお、『二十歳を祝う会』の様子は、10日のフジテレビ系列の全国放送FNN Live News イット!」、11日には福島テレビの「テレポートプラス」でも放送されました。また11日の福島民報、福島民友に記事が掲載されましたので、どうぞご覧ください。

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二十歳を祝う会、成人式、

お知らせ

三島町では、「三島町教育復興基本計画『ふるさとと自分に誇りが持てる人づくり』2012~2021」に基づき、「三島町保・小・中きずなプラン」として事業を行っております。

三島町の保育所・小学校・中学校の子どもが、知・徳・体の調和のとれた自立した人間に成長するよう、保・小・中での連携を推進するものです。

三島町保・小・中きずなプラン.pdf ← 詳しくはこちらをご覧ください。

 

三島の教育成果集について

はじめに
 平成から令和に変わり、新しい時代を迎えました。ラグビーのワールドカップでの日本代表(ブレイブ ブロッサムズ)の活躍に盛り上がり、2020東京オリンピックが近づきわくわく感も高まっています。そんな中、小・中学校は新学習指導要領への移行期となり、新たな変革の時期を迎えています。特に、小学校では、令和2年度の新学習指導要領完全実施に向けての慌ただしい準備の年でもありました。
 新学習指導要領でまず注目しなければならないのは、「社会に開かれた教育課程」・「主体的・対話的で深い学び」・「特別の教科 道徳」・「プロ グラミング教育」などの新しい言葉です。これらは、子どもたちが生きていく現代社会の課題や未来への期待などが反映されているものと考えます。急速な社会の変化に予測が困難な時代、また、急激な少子高齢化が進む中、子どもたちは、一人一人が自らの生き方を選択したり、新たな価値を創造したりすることが求められるようになります。このような時代にあって、学校は、子どもたちの「新しい社会の中で他者と協働して主体的に『生きる力』」を育成することが求められています。
 そのため、学びの 部会では、「主体的・対話的で深い学び」に焦点を当てた授業作りに取り組みました。少人数の強みを生かして、また、少人数の弱みを克服する工夫を行って、一人一人の子どもたちの確かな学びの創造に努めてきました。
 本誌は、本年度の取り組みをまとめたものです。改めて一つ一つの足跡を振り返ることで、今後の教育活動のさらなる発展に結ぶつくことを期待いたします。

編集を終えて
 少人数,それは, 20 人から 30 人程度の学級で授業をしている教師からすれば,子ども一人一人に目は行き届き,様々なことが思い通りにできそうな印象しかないかも知れません。
 しかし,三島の先生方は,少人数がもっているものは「強み」だけではなく,「弱み」もあることを知っています。少人数が生み出すことは,決して授業だけに留まらず,人間関係,子ども一人あたりの負担など,普段の生活の至る所に影響を及ぼします。
 三島の子どもたちは,小学校に入学してから中学校を卒業するまで,ずっとこの環境で学校生活を 送ることになります。そして,中学卒業後は多人数の環境に入っていきます。この三島の子どもたちをよく知る先生方は,どのような工夫をすれば少人数であっても効果的な活動ができるのか,近い将来多人数の中に入っていく子どもたちに,どのような経験や指導が必要なのかも知っています。
 しかし,規模の大きな学校から初めて三島のような小規模校に転入してくる先生には,そこにたどり着くまでに試行錯誤しかありません。この時間は,子どもたちにとってもストレスとなり得ます。できれば,この期間は短いほうが良いわけです。
 そこで,先生方がもっている,三島の子どもに合った指導の方法や工夫をまとめ,今後三島に転入してくる先生方に参考資料として残すことができれば,試行錯誤の時間,そして子どもたちがストレスに感じる時間が短縮できるものと考え,この成果集をまとめました。
 三島の子どもたちの,高い学力の理由がたくさん詰まった成果集です。校種の壁を越え,教科の枠を外し,先生方のいろいろなアイディアを参考にしていただければ幸いです。
 最後に,この成果集をまとめるにあたり,授業や資料を提供してくださいました多くの先生方に感謝申し上げます。

三島の教育成果集PDF ← 詳しくはこちらをご覧ください。