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秋の思い出~三島保育所通信より~

2021年11月19日 13時30分

三島保育所通信「桐の花」は11月20日、三島町町内の各戸配布予定となっております。

子どもたちの可愛らしい様子をご覧ください

R3桐の花11月号.pdf

 

ワンダークラブ ~クリスマスリースを作ろう!~

2021年11月19日 10時56分

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12月のワンダークラブはクリスマスリースを作ります。初めての方でも簡単に作る事ができますので、お気軽にご参加ください。申込み先は三島町公民館(電話 48-5599)までお願いします。

12月.pdf

「未来の教室~新しい学校のカタチ~」(教育委員教育施設訪問)

2021年11月17日 14時46分

このほど教育委員の皆様が子どもたちの活動状況とや教育施設等の現状を把握し、それぞれの教育機関の課題の把握と対応策を検討しました。
 保育所は新しく、子どもさん一人一人のことを考えたすばらしい施設で、家庭的な雰囲気を大切にしながら、心と身体の状態をよく見ながら保育にあたられていました。

 

 小学校では、1年生が生活科でどんなクリスマスリースを作ったらよいか、1人1台のタブレット端末を用いて、インターネットで調べていました。また、4年生の理科「物のあたたまり方」では、担当の先生とサポートティーチャー2名の先生のティームティーチングで子供たちの実験を支援していました。教育委員さんからは子どもたちが伸び伸びと学習し、また先生方の字がたいへんきれいで黒板の字がわかりやすいというご意見がありました。

 

中学校の1年数学では、初任者の先生にはベテランの先生が優しく見守りながら授業を進め、生徒は電子黒板を使って自分の考えを説明していました。2年保健体育科では、授業の初めに体力テストの結果に基づいた補強運動を音楽に合わせて楽しく取り組んでいました。そして、3年技術科では1人1台のタブレット端末の活用し、生徒が自分の意見を打ち込むと電子黒板に一人一人の意見が提示され、他の友だちの意見とすぐに比較して考えることができました。さらに先生はそれを利用して意見を分類し、さらに深く考えさせていました。

教育委員さんは、1人1台パソコン端末の活用によって、「これまで見てきた教室の授業風景が変わった。」という感想を述べられ、「未来の教室」の姿を感じられたようです。教育委員として、GIGAスクール構想によるタブレット活用で変わる「新しい学校のカタチ」について、さらに研修を深めていきたいというご意見をいただきました。

 

桐の子隊「スポーツ教室」~2回目~

2021年11月10日 09時53分

今日の桐の子隊は柳津町の赤べこトータルスポーツの中島さんと斎藤さんにお世話になりました。

まずはバランス感覚やリズム感を養う運動から・・・

 

初めは「簡単~!」と言ってた子どもたちも徐々に高度になっていく体操に必死に頑張っていました

 

次に丸いマットを使って足で踏んでリズムを刻みます。青は2回、赤は1回踏みます。

友達と楽しくお話しながら練習する子、ひとり黙々とステップを踏んでる子・・・1回目の桐の子隊に比べると全員上達していました!

そして、最後はお待ちかねのゲームです。イスに座ったままの風船バレー

 

合計8個の風船が宙を舞っていましたが、白熱してくるとどうしてもイスから立ちたくなってしまうんですよねそこは、お互いに注意し合いながら、最後は汗だくになるまでゲーム楽しんでいました。

 

赤べこトータルスポーツの中島さん、斎藤さん、ありがとうございました。

 

 

あつまれ!桐の子隊バスツアー!

2021年11月5日 11時09分

11月3日の三島小まつりの振替休日を利用して、公民館が主催の桐の子隊バスツアーに行ってきました!

参加を希望した子どもたちは、昨日の疲れも見せず朝からハイテンション

たくさんの保護者の方に見送られて三島町役場を出発しました。

初めに向かったのは、猪苗代町にあるアクアマリンかわせみ水族館 班ごとに分かれて、館内を自由に見学したり、かわいらしいスタンプを使ったエコバッグ作りにも挑戦しました。

   

 世界にひとつだけのバッグが完成!

水族館にはかわいいカワウソやかわせみがいましたが、子どもたちは外来種の脅威や冬虫夏草の展示にも興味を持って観察していました。

  

  

2階のスペースには「森のこばこ」という子どもたちの遊べる広場があり、実際に木工製品の遊具にふれて遊ぶ事ができました。

  

そして、お昼ごはんはお家の人が作ってくれたお弁当を持って、天鏡台でいただきました。

  

風が吹くと、ちょっと寒い秋空の中でしたが、綺麗な紅葉も眺めることができました。

午後は「南ヶ丘牧場」へ向かいました

ヤギ、うさぎ、馬を遠くから眺めてきました

  

あっという間の1日でしたが、お土産を買ったりする時間もあり、お友だちと楽しい1日を過ごせた様です。6年生の班長さんは、班をまとめたり、整列させてくれてとても助かりました。お疲れさまでした!

 

帰りのバスでの様子は・・・zzz

 

 

 

桐の子隊「アート教室~2回目~」

2021年10月26日 15時53分

今回の桐の子隊は半沢政人さんによるアート教室です。

町民センターの大ホールにレイアウトされた、桐の子隊の会場に子どもたちが元気にやってきました!

今日、挑戦するのは「Ori  KIri Ori」です。

一枚の紙とハサミを用いて、こんなに素敵な作品ができます。

こちらは半沢先生の作品。一枚の紙をハサミだけで作ったそうです。

しかも、切れ端(ゴミ)が全く出ないそうです。

今回は折り紙を使って挑戦しました。初めて挑戦する子どもがほとんどでしたが、全員が集中して取り組んでいました。

  

作り手の個性により様々な「美」が生み出されるそうです。

 「こんな折り方がいいよ!」

  

こちらが子どもたちに作品ですどれも素敵なものばかり

「間違えて切り落としちゃっても大丈夫!形ある物はすべて壊れるんだから」と、半沢先生の優しいひと言に励まされながら、子どもたちはいくつもの作品を完成させていました。

広げてみるまでどんな作品になるか分からないドキドキ感も味わえて、とても素敵な時間になりました。


半沢先生、ありがとうございました。




 

 

 

 

 

桐の子隊「段ボール織り」

2021年10月20日 09時14分

先週と今週、2週にわたって桐の子隊で「段ボール織り」を行いました。講師は渡部 和さんです。

段ボール織りとは、段ボールに1センチ間隔で上下に切り込みを入れ、下糸を張り、好きな毛糸で編んで行きます。

 

今回は2回目ということもあり、子どもたちはみる見る間に仕上げて行きます。

  

いろいろな毛糸を用意してくださって、子どもたちは毛糸を選ぶのも楽しそう

集中して何個も完成した子、丁寧にゆっくり一つの作品を作成する子、自分のペースで楽しそうに段ボール織りに取り組んでいました。

 

 

元気いっぱいの子どもたちの様子(^_^;)

渡部 和さん、ありがとうございました!

 

人形劇を鑑賞しました。

2021年10月15日 13時04分

 本日保育所で、喜多方市から人形劇団メープルシロップをお呼びして人形劇を鑑賞しました。子どもたちは団員の軽妙なトークに魅せられ約40分間のパフォーマンスに見入っていました。特に印象的だったのは山姥に小僧さんが食べられそうになったとき、子どもたちは小僧さんが食べられないよう一生懸命応援していました。最後に4名の代表の子どもたちが使用した人形を手につけて自己紹介を行いました。大人が見ても楽しい人形劇でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三島小学校への入学を楽しみに待っていますよ!【就学時健診】

2021年10月13日 15時17分

就学時健康診断は、お子さんが健康で楽しい学校生活が送れるように、あらかじめ健康状態を把握し、必要に応じて就学についての相談・案内等を行い、入学の準備をしていただくためのものです。

 町民センターでは、三島保育所の年長さんの聴力検査や視力検査が行われ、視力検査では、体をよじって向きを伝えようとしていました。

 

   「こっちかな?」            「こっち!!」

 お子様の検診終了後、保護者の皆さんは、三島小学校の養護の先生から心と体の健康についてのお話を聞き、入学準備の参考にしていました。

三島小学校への入学を楽しみに待っていますよ!

Hello! I'm Lina GOTO. It's nice to meet you.

2021年10月12日 09時59分

このほど、三島町のALT(外国語指導助手)として、Lina GOTO(リナ・ゴトー)さんが着任され、町長さん、副町長さんや教育委員会で挨拶されました。ご両親は日本人ですが、カナダで生まれ育ったので、日本語はまだ片言のようです。三島町にお住まいになりますが、雪も降るたいへん寒い地方のご出身なので、三島の冬にも驚かないかもしれませんね。来週から、小学校や中学校、そして保育所の子供たちに会いに行きますので、前任者同様よろしくお願いします。

 

     「初めまして!」        町長から辞令を受け取るLinaさん

 「カナダのこの辺りに住んでいました」

 Linaさんからカナダのお土産で、かわいらしい人形をいただきました

力を合わせて引っこぬいたよ!(三島保育所園児がサツマイモ掘り)

2021年10月8日 10時17分

「すごいでしょう~」

三島保育所の園児がサイツマイモを収穫しました。

「掘ってみてどうだった?」

「楽しかった!」

芋掘りを行ったのは、3歳から5歳児の28人です。

もともとは保育所前の畑でサツマイモを栽培していましたが、猿がそれを狙って出没して危険なため、滝谷地区の農業委員の大竹様の畑をご厚意でお借りして栽培する事ができました。

保育所の畑よりも土が柔らかく、今年は雨が多かったためか収穫量が多く、子どもたちは大きく育ったサツマイモに苦戦しながらも力を合わせて引き抜いていました。

  

収穫後は、焼き芋にして秋の味覚を味わう予定です

 

桐の子隊日帰りバスツアーのお知らせ

2021年10月6日 11時50分

11月4日は三島小まつりの振替休日となります。そこで三島町公民館では、このお休みを利用して日帰りバスツアーを実施いたします 猪苗代町方面へ向かいます。対象者は三島小学校1年生から6年生までの参加を希望する子どもたちです。みなさん、ふるってご参加ください! 詳しくは、下記のPDFをクリックしてください。

桐の子隊(三島小まつり振替休日).pdf

 

桐の子隊「森の案内人」

2021年10月5日 15時11分

今回の桐の子隊の講師は森の案内人の「菅家寿一さん」と「武地優子さん」です。

今回の内容は・・・

 

これらの材料を自由に使って、作品を自由に作るという、木工クラフトです。

これらの材料や道具すべて、菅家さんが用意してくださいました。

   

「ちょっと長いなぁ」「もう少し細い材料が欲しいなぁ」というリクエストに、菅家さんがノコギリで切ったり、なたで割ったり何でもカスタマイズしてくれます!

子どもたちは何度も試行錯誤しながら、作品作りに夢中になっていました。

約1時間の間にたくさんの作品が完成しました

   

想像力を膨らませ、材料を選び、なかなかくっつかないボンドに悪戦苦闘しながら、終始とっても楽しそうに取り組んでいました

菅家さん、武地さん、ありがとうございました。

 

 

 

元気いっぱい駆け回った三島保育所運動会!

2021年10月4日 11時10分

10月2日、三島保育所の運動会が行われ、子供たちが元気いっぱいに駆け回りました。

朝、雨が降り出したので、予定より1時間遅れてのスタートになりましたが、かえって絶好のコンディションになり、子供たちはかけっこや玉入れ、トライアスロン、ダンスなど一生懸命に汗を流しました

 

特に、綱引きでは紅組も白組も互いに譲らず大熱戦になり、1対1の引き分けになったほどです。

 最終種目はリレーで、多くの方々からの声援を受けながら力の限り走り、秋晴れの空の下、楽しいひとときを過ごしました。

 

 

桐の子隊「スポーツ教室」

2021年9月29日 09時54分

今回の桐の子隊の講師は、主に柳津町で活動されている、「赤べこトータルスポーツ」の中島和一さんにご協力をお願いしました。様々な道具を使い、子どもたちとバランス力や瞬発力、空間認識力を高める遊びを行いました。

 

赤い丸は1回、青い丸は2回ステップを踏みます。

  棒を立てて、5まで数えて倒れないうちに棒をキャッチします。

 ちょっと疲れた様子・・・

 右脳と左脳を使うジャンケン。

ゲームが少しずつ難しくなってくると、子どもたちから「ムリ~!」「できないよ~」とマイナスな言葉ばかりが発せられましたが、中島さんから「最初から、できないとか言ってはだめだ。難しそうだと思ってもとりあえず、やってみようと言う思いが大事なんだよ」と教えられ、めげずに何度も挑戦していました。

 

赤べこトータルスポーツの中島さん、ありがとうございました!

 

 

 

桐の子隊「会津自然の家」

2021年9月28日 10時28分

会津自然の家では、様々な体験活動やプログラムを用意してくださっていますが、今回は、会津自然の家の講師の先生に三島町まで出張していただきました!まずは、チームに分かれてのゲームや信頼関係づくりを体験しました。

 

その後に、3チームに分かれて「キンボール」で遊びました。キンボールは、ヒットの前に「オムニキン」という言葉とレシーブするチームの色を言うのが決まりですが、全員が初めて経験するスポーツだったので、「オムニキーン!」と発する言葉が照れくさかったり、チームの色を言い忘れてしまったり・・・と、とても楽しそうに遊んでいました。

 

会津自然の家の神内先生、鈴木先生、今回は三島町までお越しくださいましてありがとうございました。

 

 

夏の思い出(三島保育所通信より)

2021年9月16日 15時58分

毎月1回、町民の皆様へ向けて三島町保育所から「桐の花」という保育所通信を発行しております。

保育所の子どもたちの様子や、出来事などを掲載しておりますのでどうぞご覧ください。

R3桐の花9月号.pdf

桐の子隊「アート教室」

2021年9月14日 11時38分

先日、三島町在住の半沢政人さんを講師に招き、桐の子隊「アート教室」を開催しました。半沢先生が自ら作成した「魔法のクレヨン」で絵を描きました。魔法のクレヨンはいろいろな色を混ぜて、オーブンで焼き容器に入れて固めた物です。様々な色が混ざっているので、持ち方や書き方によっていろんな色の線が出てきます。

    

「まずは自由に線を描いてみましょう!次は力強く描いてみましょう!次は点々を描いてみましょう!」

半沢先生の要求に、力一杯応える子どもたち

  

一通り、魔法のクレヨンの使い方を学んだ後は4つの班に分かれて、チームごとに話し合い大きな紙に絵を描くことにしました。

 

「テーマなににする??」  「花火大会は?」  「イイね~」 

 

寝そべって描いてみたり、両手で描いてみたり・・・

 

最後は4班の絵を並べて、互いに鑑賞し合いました。みんなの意見をまとめて、1枚の絵を仕上げるのは、難しかったかもしれませんが、みんなとても楽しそうに一生懸命に絵を描いていました。半沢先生ありがとうございました。

 

R3年度 放課後子ども教室「桐の子隊」

2021年9月3日 15時59分

 

令和3年度の三島町の放課後子ども教室「桐の子隊」の年間活動予定表を掲載します。

子どもたちが放課後に安全・安心に社会学習の出来る居場所づくりを図り、学校の中では学べないことについて、この事業を通して子どもたちに伝承する事を目的としています。また、地域の方と交流を持ち、これからの三島町の将来を担う人になってもらうための活動をテーマとして実施しています。

活動様子は、徐々に掲載していく予定です。

三島町放課後児童クラブ「ゆめぽけっとクラブつうしん」

2021年8月31日 11時29分

三島町の放課後児童クラブ「ゆめぽけっとクラブ」では、毎月、保護者宛にお便りをお出ししています。今月は楽しかった夏休みの様子を掲載しておりますので、詳しくはPDFをクリックしてご覧ください。

 

8月.pdf ゆめぽけっとクラブつうしん

 

 

 

いわき方面へ行きました!

2020年11月19日 13時05分

11月3日(水)に行われた三島小まつりの振替休日を利用して、三島町公民館が企画しいわき方面に行ってきました。1年生から6年生まで参加の希望を募り、バスで向かいました。まず、初めに向かったのは「いわき震災伝承みらい館」です。いわき震災伝承未来館では震災当時の状況や復興に向けた取り組みの様子が正確、かつ丁寧に説明されていました。東日本大震災を経験していない子どもたちにとっては、とても衝撃的だっと思いますが、真剣に話を聞いたり、見学をしていました。

次に向かったのは、「アクアマリンふくしま」です。水族館は何度行ってもワクワクしますね!子どもたちも大興奮の様子。1年生から6年生までの縦割り班で、高学年生がリーダーとなり広い館内を道順に沿って回りました。

力強く泳ぐ黒潮の魚たち に目を奪われました!

帰りに自分のおこづかいの範囲で、お土産をじっくり選んで三島町に帰ってきました。バスでの移動時間が少し長かったのですが、子どもたちにとって、有意義なお休みになったのではないでしょうか。

帰りのバスの中もにぎやかで、疲れを全然感じさせませんでした!

 

 

お知らせ

三島町では、「三島町教育復興基本計画『ふるさとと自分に誇りが持てる人づくり』2012~2021」に基づき、「三島町保・小・中きずなプラン」として事業を行っております。

三島町の保育所・小学校・中学校の子どもが、知・徳・体の調和のとれた自立した人間に成長するよう、保・小・中での連携を推進するものです。

三島町保・小・中きずなプラン.pdf ← 詳しくはこちらをご覧ください。

 

三島の教育成果集について

はじめに
 平成から令和に変わり、新しい時代を迎えました。ラグビーのワールドカップでの日本代表(ブレイブ ブロッサムズ)の活躍に盛り上がり、2020東京オリンピックが近づきわくわく感も高まっています。そんな中、小・中学校は新学習指導要領への移行期となり、新たな変革の時期を迎えています。特に、小学校では、令和2年度の新学習指導要領完全実施に向けての慌ただしい準備の年でもありました。
 新学習指導要領でまず注目しなければならないのは、「社会に開かれた教育課程」・「主体的・対話的で深い学び」・「特別の教科 道徳」・「プロ グラミング教育」などの新しい言葉です。これらは、子どもたちが生きていく現代社会の課題や未来への期待などが反映されているものと考えます。急速な社会の変化に予測が困難な時代、また、急激な少子高齢化が進む中、子どもたちは、一人一人が自らの生き方を選択したり、新たな価値を創造したりすることが求められるようになります。このような時代にあって、学校は、子どもたちの「新しい社会の中で他者と協働して主体的に『生きる力』」を育成することが求められています。
 そのため、学びの 部会では、「主体的・対話的で深い学び」に焦点を当てた授業作りに取り組みました。少人数の強みを生かして、また、少人数の弱みを克服する工夫を行って、一人一人の子どもたちの確かな学びの創造に努めてきました。
 本誌は、本年度の取り組みをまとめたものです。改めて一つ一つの足跡を振り返ることで、今後の教育活動のさらなる発展に結ぶつくことを期待いたします。

編集を終えて
 少人数,それは, 20 人から 30 人程度の学級で授業をしている教師からすれば,子ども一人一人に目は行き届き,様々なことが思い通りにできそうな印象しかないかも知れません。
 しかし,三島の先生方は,少人数がもっているものは「強み」だけではなく,「弱み」もあることを知っています。少人数が生み出すことは,決して授業だけに留まらず,人間関係,子ども一人あたりの負担など,普段の生活の至る所に影響を及ぼします。
 三島の子どもたちは,小学校に入学してから中学校を卒業するまで,ずっとこの環境で学校生活を 送ることになります。そして,中学卒業後は多人数の環境に入っていきます。この三島の子どもたちをよく知る先生方は,どのような工夫をすれば少人数であっても効果的な活動ができるのか,近い将来多人数の中に入っていく子どもたちに,どのような経験や指導が必要なのかも知っています。
 しかし,規模の大きな学校から初めて三島のような小規模校に転入してくる先生には,そこにたどり着くまでに試行錯誤しかありません。この時間は,子どもたちにとってもストレスとなり得ます。できれば,この期間は短いほうが良いわけです。
 そこで,先生方がもっている,三島の子どもに合った指導の方法や工夫をまとめ,今後三島に転入してくる先生方に参考資料として残すことができれば,試行錯誤の時間,そして子どもたちがストレスに感じる時間が短縮できるものと考え,この成果集をまとめました。
 三島の子どもたちの,高い学力の理由がたくさん詰まった成果集です。校種の壁を越え,教科の枠を外し,先生方のいろいろなアイディアを参考にしていただければ幸いです。
 最後に,この成果集をまとめるにあたり,授業や資料を提供してくださいました多くの先生方に感謝申し上げます。

三島の教育成果集PDF ← 詳しくはこちらをご覧ください。